Treasure Dataを利用している理由
Treasure Dataを利用している理由
DEVELTAはコア技術としてTreasure Data(※1)を使っています。当社がTreasure Dataを選定した主な理由は以下の6つです。
- 大量のデータを安全に保持できる
- webサイトのアクセスログ、アプリのログを簡単に格納できる
- 連携できるツールが多い
- 将来を見据えて、3rd Partyデータ、2nd Partyデータ連携が容易
- エンジニアのサポートが非常に丁寧
- 日本にもデータセンターがある
(※1)TREASURE DATAはトレジャーデータ株式会社の登録商標です。
大量のデータを安全に保持できる
とにかく大量のデータを保持できます。当社では、用途毎にTreasure Dataを複数環境契約しています。
自社のwebサイトアクセスログ、自社の各種ログ、お客様の各種データ等を格納してますが、容量不足に陥たことはありません。
また容量拡大によるコスト増といった状況にもなっていません。具体的なデータ容量をお知らせすることはできませんが、数年間Treasure Dataを利用していますがデータ容量で問題になるといったことは過去ありませんでした。
また、Treasure DataはISO/IEC 27001:2013認定、SOC 2 Type 2監査取得ですので、お客様の大事なデータをお預かりするCDPとしてもセキュリティ面で問題ないと判断しました。
webサイトのアクセスログ、アプリのログを簡単に格納できる
Treasure Data社から標準提供される、Webアクセストラッキング用のSDK、並びにアプリアクセスログのSDKを実装するだけでWebサイト/アプリのアクセスログを取得することができます。
他社の場合、別の有償サービスを利用しなければならないことがあります。その点、Treasure Dataは追加コストなしに、標準のSDKでアクセスデータを蓄積できる点も評価しました。
連携できるツールが多い
連携できるツール数ではCDPの中で最大規模ではないかと思います。
既に連携されているツールであれば、簡単にデータをやり取りできます。
CDPに蓄積した情報を基にそのデータをBIツールや、施策ツール(MAやCRMツール等)と連携できなければCDPの導入の意味がありません。
その点、Treasure Dataは多くのツールと既に連携ができているので非常に便利です。その点も当社がTreasure Dataを選んだ理由の一つです。
将来を見据えて、3rd Partyデータ、2nd Partyデータ連携が容易
自社のデータだけをCDPに格納し活用することだけでもメリットがあります。
それに加えて「正しい手続き」(※2)で取得された、3rd Partyデータ、2nd Partyデータと連携することがができれば、お客様をより正確に把握することができます。
当社はまだ3rd Partyデータ、2nd Partyデータとの連携は行っていませんが、将来的にその必要が出てきた場合に容易に連携できるTreasure Dataは発展性があるCDPであると当社では判断しています。
このことも当社がTreasure Dataを選択した理由の一つです。
(※2)個人情報保護法改正に伴い、データ提供元では個⼈データに該当しないものの、提供先において個⼈データとなる ことが想定される情報の第三者提供について、本⼈同意が得られていること 等の確認が必要です。3rd Partyデータ、2nd Partyデータ連携時は必ず専門家に確認ください。
エンジニアのサポートがとてもていねい
当社のエンジニアはTreasure Data社のエンジニアとSlackを利用して、Treasure Dataに関する技術的な質問をしていますが、対応が早くとても丁寧です。
この点は導入当初わかりませんでしたが、実際に利用してみて当社がTreasure Dataを使い続けている理由でもあります。
日本にもデータセンターがある
当社は日本でビジネスをしており日本の法域のデータセンターを利用することが当社の方針です。
その点Treasure DataはAWS東京リージョンを選択することができ、当社ではそちらを選択しています。
この点も当社がTreasure Dataを採用した理由の一つです。
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